危機的状況の林業に救世主が出現!林業が宝の山に変化する。

玄米アミノ酸 京都府の南丹市に日吉町という町がある。町のほとんどが森林という山間地である。ここに日吉町森林組合というのがある。組合だから役所ではない。森林を所有する組合員によって構成されている。農協の組合以上に赤字の所が多い。木材の自給率は食糧よりも低い。ところがである。日本の国土は2/3が森林なのである。あまり言われていないがドイツやフィンランドにもひけを取らない森林大国なのである。

その森林は耕作放棄地以上に荒れ果てて、手入れが必要な100万ヘクタールの1/3しか手入れがされていない。2/3はまったく手が入っていない状況なのである。この危機的な状況で森林改革に立ち上った人がいる。日吉町森林組合の湯浅勲さんである。



 森林組合と農協は活動がまったく違っている。農協は組合員のために管理運営と資材販売である。現場には出ない。森林組合は現場に出る。組合員にかわって間伐から丸太にして運び出すまで、すべての作業を組合員に代って代行する。代行すると言っても勝手にはできない。地主の承諾が必要である。そのために森林プランというのを作る。費用はどれくらい必要なのか、販売すればどれくらいになるか、将来は樹が成長すると、どういう採算になるのか、地主が納得できる森林プランを出す。その上で代行する。現場作業を代行するわけだから結果責任は重い。そのために作業道の整備をする。1人で10人分の仕事ができる大型機械を導入する。丸太を搬出できる高性能の運搬車を導入する。このようにして作業を効率化すればするほど森林組合の利益は上がることになる。



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 このような仕組みを作った結果、顧客よし、地域よし、従業員よしの三方よし。情報も共有できて、すべての採算が見える化されていることになった。



 全国の森林組合では日吉モデルと言われて、この成功例が大注目されているのである。ドイツでは自動車産業に勤めるよりも森林で作業している人の方が多いと言われるくらいに可能性を秘めている。もっと凄いことがある。日本の森林をしっかり手入れすることができればすべて国産材でまかなうことができ輸入を0にまですることは数字上可能だというのである。これからは樹の成長分だけでずっと国産材でまかなえるというのである。驚きとしか言いようがないのである。



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 日本の森林が手入れをされずに放置され危機的な状況であることは間違のないことであるけれども少しだけ人間が工夫して知恵を働かせれば雇用も生まれて魅力ある仕事になり高収入も得られて、しかも生産性も向上して自給率も上る。ピンチをチャンスに切り換えることはむずかしくないのである。



 農業も林業と似たような状況だけれども、リーダーが出現して成功例が出れば状況が一変することはあり得るのである。

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