アジアやアフリカの人に広がる農薬と化学肥料の害

農業
 アジアやアフリカの人に農業を教えている人がいる。アジア学院の副院長「荒川明子」さんである。この方は農業生産のプロではない。アジアやアフリカの貧困農民を救うために活動している方である。
 荒川さんの活動を聞いて、びっくり驚天したことがある。現在、アジアもアフリカも急速な発展途上にある。道路は整備され自動車が増え、ビルは建設ラッシュで次々にモダンな高層ビルが建ち、生活はテレビ・携帯電話・冷蔵庫・洗濯機と電化製品も急速に普及し始めている。

 農業も同じである。昔ながらの焼畑では生産が追いつかなくなった。生産をあげる近道は化学肥料と農薬である。これを大量に使い始めたのである。焼畑からいきなり超近代化である。お金をかけた農業なんてやったことがない。借金地獄になり農薬を飲んで自殺する人が後を絶たないというのである。



 先進国は農薬と化学肥料離れで売れなくなっている。アジアとアフリカは化学メーカーにとって絶好の市場になったのである。



 農業と化学肥料と使い始めたら何が起こったと思いますか。「昔のようなおいしさがなくなった」「病気に弱くなった」「作物がうまく育たない」どこかで聞いたことがあるような話である。ちょっと前の日本と同じだと思ったのである。



農業
 荒川さんはこの人達を研修生として日本に受入れて何を教えていると思いますか。これにもびっくり驚天である。なんと古典的な有機農法を教えている。「ぼかしの作り方」と「木酢の作り方」を教えている。さらにこの二つを使って栽培する方法を教えているのである。それを自国に持ち帰って栽培するのである。それが貧困農民の借金から解放される大きな力になっている。



農業
 荒川さんの活動から、はっきりとわかったことがある。?化学肥料ではおいしい作物が育てられない?化学肥料や農業は生産者を豊かにしてくれるものではない?基本は自然の有機農法である以上の3点である。



 荒川さんの教えは単純である。「化学肥料が作物を作るのではない。土が作物を育てる。」だから土をしっかり作りなさいというものである。



農業
 この話はアジアやアフリカの遅れている人達の話ではない。私達の話ではないかと思ったのである。荒川さんのぼかしはもみがらと鶏糞と土着菌をまぜて醗酵させる簡単なもの。また木酢は木を燻して酢にする簡単なものだった。こんなに簡単なものが世界のどこでも通用するというのは驚きである。



 農業のプロでもない荒川さんに自然の力を教えられたような気がする。





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