まだまだ化成肥料全盛

まだまだ化成肥料全盛

 化成肥料は便利で使い易い。一時期のように化成肥料だけで作物を作る生産者ははとんどいなくなったと思う。楽で使い勝手がいいだけにまだまだ化成肥料全盛である。しかし間違った使い方をすると土が硬くしまって酸性化したり、砂漠化になりかねない。適切な量をチェックしてみよう。

?窒素
 作物が必要とする窒素成分は10アール4kg〜5kgである。それ以上は入れても作物が吸入できない。それ以上投入すると亜硝酸化する。毒に変化してしまうのである。

?リン酸
 リン酸の適量は100g中に10mg〜50mgである。リン酸は窒素のように水分に吸収されない。そのままアルミニウムと結合して残る。アルミニウムというのは作物にとって毒物である。100gに300mgとかになると連作障害が発生する。発育不良も出てくる。濃度障害である。農協の指導でも適正が 100mgとなっている場合もあるので注意を要する。
 リン酸の数値計測は毎年やっているか。重要なチェック項目である。

?カリウム
 カリウムはぜいたく吸収と言って、いくらでも吸収する。カリウムが多くなるとマグネシウムが吸収できなくなる。味が悪くなる。カリウムの必要量は10アールに3kg〜4kgである。さらにいままでに投入したカリ成分をチェックする方法がある。カリ飽和度である。カリ飽和度が5%をこえると、いろいろな弊害が出てくると考えた方がいい。

?被覆肥料(ロング)
 化成肥料を樹脂でコーティングして長期間有効を保つ為に作られたものである。この場合も必要量は窒素4kg〜5kg、カリ3kg〜4kg、リン酸は100g巾に10mg〜50mgである。





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