冬場の暖房費が安くなるかもしれない地中熱の利用!

農業 震災以後、いろいろなエネルギーが注目を集めている。原子力の危険度がクローズアップされたためである。一度、事故を起こしてしまうと生活自体ができなくなる。便利とかコストが安いとかの問題以前である。そこで自然エネルギーに目を向けはじめられた。

農業に利用可能と思われるものが3つある。地中熱の利用と地熱の利用である。それからバイオマス発電である。中でも地中熱は面白い。地中熱の先進国はカナダである。スウェーデンなども技術がある。アメリカでも多く利用され始めている。現在は住宅が中心である。



 仕組みを説明しよう。土の中の温度は年間を通して安定している、約15℃である。
 この地中熱を熱交換する。暑い時は、暑い外気温を取り込みして地中にもっていく。地中で冷やされて冷気になり、住宅内に取り込みするというシステムである。冬は冷たい外気温を取り込み、15℃まで暖めて、今度は保温する。夏と冬、同じ温度にできるのである。これは5mの深さまで土を掘っている。東京のスカイツリーも同じような方法で空調をしている。新設するビルはこの方法を取っている所が多い。エネルギーの効率が非常にいいのである。



農業 農業用なら5mの深さもいらない。設備も簡易でいい。補助金も可能である。施設栽培している方は月に100万円の暖房費はザラである。それだけの投資をしているとすれば、この技術を使えばどれだけコストダウンできることだろうか。



 誤解をしてはいけない。農業用に地中熱が利用されているという話ではない。電気代も灯油代も大変な負担である。夏の暑さ対策など何もできていない。今年は6月の中旬から35℃を超えた。真夏日の期間が6月中旬から10月中旬までになる。なんと120日である。赤道直下の国ではあるまいし...の話である。夏の冷房を考えないと、秋・冬作の育苗もできないことになる。今年が異常なんて考えない方がいい。もし夏の気温が下がるとしたら今度は極端に下がる。人間の都合の良いようにはならない。どちらにしても夏の対策は必要なのである。



農業 農業の場合、コストが最優先する。高くては使えない。その点、地中熱ならすぐに利用できる。エアコンで熱交換するよりもっと簡単だろうと思う。



 原発事故の問題も大きな課題には違いないが、私達にはどうすることもできない。それよりも、大きな災害で新しい技術が超高速で開発されていくことを忘れないでほしいのである。今までに注目されなかったことが注目される。地中熱もその一つである。



 施設栽培する技術が大きく進化するのかもしれないのである。なお、地中熱は山口県にある(株)ジオパワーシステムが手掛けている。インターネットで情報を集めてみたらどうだろうか。


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