大雨はにっくき病虫害の発生原因!梅雨の対策はできてますか。

玄米アミノ酸 6月は梅雨に入る。最近は温暖化で高気圧の発生時期が早まり、豪雨になることも珍しくない。高温多湿の気候は植物も成長するが、病虫害の心配も出てくる。大雨が降った後は土が壁状構造になってしまい酸素欠乏状態になる。ネコブ、センチュウ、立ち枯れの原因である。

雨が多いと光が弱くなり葉は光を取り込もうとして防御を弱くする。葉裏のうぶ毛が少なくて立っていない時はウイルスも悪玉バクテリアも浸入しやすくなる。その結果、質の良いものが収穫できないということになるのである。



 雨対策の基本は排水である。排水の基本と重要性を知らない人は大半といってもいい。排水がしっかりしていれば病虫害を防ぐことができる。質の良い作物が収穫できる。秀品が多くなる。管理がもの凄く楽になる。信じられないほどの好循環になる。



 実は排水対策は農閑期にやるものである。「それをどうして6月に...」雨が降っている時でないと排水の重要性を身にしみて感じることができない。雨が降った時に土がどうなるのか、雨が降った後、どんな風に病虫害が発生するのか、よく観察してほしいのである。できる対策はやってみてほしいのである。これは家庭菜園の方には特に重要である。プロの技術を収得する基本になる。プロはプロで病虫害対策の基本になることをもう一度認識をしてほしいと思う。



玄米アミノ酸 排水には明渠排水と暗渠排水がある。どちらがいいのかというのではなく、両方を併用して排水を完成させると考えてほしい。



 排水の設計をやる前にやらなくてはいけない事がある。雨の日に雨ガッパを着てほ場に出向く。雨が激しく降っている最中に雨はほ場をどう流れているかを見極める。そして水を流す通路を検討するのである。雨が小降りになってからではダメである。激しく降っている時に見るのである。



【 明渠排水 】
(1)雨の通り路がわかったら素掘りで外溝をつくる。人力のスコップが一番安い。トラクターにつけて掘る方法もある。30馬力で20万円ぐらいである。幅20cm深さ30cmを時速4kg〜6kgで掘れる。これで表面に降った雨があばれるのを防ぐ事ができる。
?水田ではよくモグラの穴ふさぎをやる。穴があるとそこから大量に水が流れ込む。これを防ぐためにあぜたたきをする。これもトラクターにつけるアタッチメントがある。60万円ぐらいである。穴がなくなると大量の水が畑に浸透する事がなくなる。



玄米アミノ酸(2)水を縦浸透させて逃がす。ロータリー耕だけやっている畑は雨に弱い。すぐに水びたしになる。これを防ぐには、深度破砕する。プラウイングという機械を使ってやる。50cm〜60cmの深さを破砕できる。上部のリン酸過剰と下部のリン酸不足をミックスさせて均一にする効果もある。



 以上が明渠排水の主な方法である。機械は必ずしも購入しなくてよい。借りる方法もある。依頼して作業してもらう方法もある。とにかく明渠排水の方法を知ってほしいのである。できる所から実行してはどうだろうか。



【 暗渠排水 】
 暗渠排水は非常に重要である。表層水ではなく沈殿水を逃がす方法だからである。これがうまくいけば畑にいくら雨が降っても被害がないという事になる。



玄米アミノ酸(1)一番簡単な方法。賃耕屋さんにお願いする。幅10cm深さ30cmくらいの溝を掘ってくれる人がいる。1m200円か300円である。掘った所にモミガラを埋める。そして土を盛る。これで終了である。モミガラでなく砂でもいい。







玄米アミノ酸(2)次に80cmくらい掘る方法がある。下に排水管を埋める排水管は多孔体で水が入るようになっている。モミガラか砂を入れて埋める。表面に土を戻すが乾燥させた土がいい。排水がよくなる。これを掘る時はトレンチャーという機械を使う。公共事業の補助金を使うと1m1500円ぐらい。直接依頼すると1m1000円ぐらいだと思う。不思議なことだが土を埋め戻しても隆起しない。必ずへこむ。







玄米アミノ酸(3)部分的に出来の悪い所を修正する方法がある。その部分だけ80cm程度に掘り、素焼の土管を埋める。費用は1m600円程度。このようにすると加湿害を防ぐ事ができる。埋め戻しは砂で行う。







玄米アミノ酸(4)方法は(3)と同じだが素焼の土管の上に排水のよいシダやワラを敷く。厚く敷く程に排水はよくなる。
 排水をする一番の理由は「根」である。水分過剰になると根は弱くなる。根毛が出ない。葉の生育が遅くなる。それだけ植物の免疫力が低下してしまうということなのである。







 すべて酸素の欠乏が原因である。降った雨はスーと引いていくのが理想的なのである。これを実現するには畑の立地をよく知らないとできない。雨の流れがわからないとできない。だから、この時期にあえて排水の話をしたのである。排水をよくすることで得られるメリットは計り知れないものがある。是非とも対策をしてほしいと思う。

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