玄米アミノ酸を使えば 「なぜ良くなるのか、悪くなるのか」
農業は生き物である。現場では何が起こるかわからない。ニュースレターに書いてある通りにやってみた。しかし結果が思わしくない。いや全部ではなく一部に異変が出た。「どれくらいの面積ですか」「2割ぐらいかな、今までこんな事がなかった」「土は掘り返してみましたか」「いや、やってみてない」こういうやりとりは一回や二回ではない。何度もある。そのためにQ&Aのコーナーを作ったのである。みなさんのお手元にもお読みいただいた感想を返信する用紙を必ず添付している。これには意味がある。
40年前ぐらいから農薬と化学肥料が中心の農業になった。これをずっと続けていくうちにある習慣が身についてしまった。これを使えば虫は死ぬ。この肥料だけやっておけば物は収穫できるという単純な発想の習慣である。事実、農薬で虫は死に、化学肥料で物は作れる。農業が簡単になった反面、土に対する基本的な知識が薄れていってしまったのである。
化学肥料では土が酸性化して土壌病害がたくさん出るようになり、土壌の悪化が毎年ひどくなってきた。農薬はできるだけ使うなとうるさく言われるようになった。農業は安心・安全の自然農法という時になった。そして玄米アミノ酸を発表した所、お蔭様で多くの反応があり、たくさんのお客様からご愛用いただいている。ありがたいことである。
玄米アミノ酸を使ってみたが思うようにいかない、これはむしろ自然現象である。いろいろな問題が出てきて当然なのである。別に居直っているわけではない。今まで農薬と化成に頼ってきた畑に玄米アミノ酸を使い、すべて好ましい結果が出るわけがないのである。いい面も出れば悪い面も出る。ここが問題なのである。なぜいい面が出たのか、なぜ悪い面が出てきたのか。その理由を知る必要がある。
なぜその理由を知る必要があるのか。玄米アミノ酸を使うことで畑に隠されていた問題が明らかになるからである。問題が出てきたことが困ったことではなく喜ぶべきことなのである。
変なことを言うなと思われるかもしれない。問題が出てきたというのはそれだけ改善されたという事なのである。その前に驚いてしまってアタフタでは、せっかくやった事が生かせないのである。
具体的な例をあげましょう。トマトの施設栽培で立ち枯れが出た。「どれくらいですか」「10本ぐらい」「昨年はどうでしたか」「昨年もそこはよくなかったが立ち枯れが出るほどではなかった」「周りはどうですか」「他はすばらしい、天気もよくて病気も出ない」「立ち枯れになった所の土は掘り返してみましたか」「やってません」「やってみて下さい」「どうでしたか」「水が溜まっていました」
これは玄米アミノ酸ぼかしを入れることで土が元気になり、排水の悪い所がはっきりと出てきた例である。排水を改善すれば収量はさらに上るということになる。今までそれがわからなかった。これは悪い事ではなくいい事なのである。
具体例その2
メロンの定植をするが成長が思わしくない。「どれくらいの面積ですか」「3割ぐらい」「場所はどの辺りですか」「中央部に集中しています」「もう少し様子を見て玄米アミノ酸で葉面散布を続けて下さい」「わかりました」「やってみたけど状況は同じです」「土は掘り返してみましたか」「やっていません」「やってみて下さい」「どうでしたか」「線虫がいました。消毒してもいいでしょうか」「消毒してください。消毒した後に玄米アミノ酸のぼかしを入れることを忘れないで下さい」
この例は玄米アミノ酸のぼかしを使うことで土が元気になり、線虫が住み良い弱い場所を探して移動したのである。施設の中央部分は風も通りにくく、陽も当たりにくく、線虫にはもうそこしか行き場所がないのである。
もともと畑の排水が悪かった。もともと畑には線虫がいた。この状態では畑が良くなるわけがない。何が悪いのかはつきつめる必要がある。それがわかれば問題解決は早い。
玄米アミノ酸のぼかしを使えば良い悪いは明確に出てくる。微生物の力である。多くの人はこの意味がわからない。だからQ&Aなのである。自然物は農薬や化学肥料とはわけが違うのである。
具体例その3
りんどうを連作していますが今年5年目でどうしても土壌消毒をしなくてはいけません。玄米アミノ酸ぼかしで何とかなりませんか。
当然可能であるが、今までと同じ耕作方法・排水・土作りではどんなに玄米アミノ酸ぼかしが優れていても生かされない。土壌に酸素を入れなければ微生物は繁殖するはずがないのである。
今までのやり方を変えたら必ず思いがけない問題にぶつかる。自分で納得のいかない問題にぶつかる。この時にQ&Aを活用してほしいのである。悪いことの改善だけでなく、良いことはなぜそうなるのか、その理由がわかると毎年いいものを作り続けることが出来るようになる。




