植物の元気を取り戻せ!あきらめるのはまだ早い!

農業

月は猫の手も借りたいぐらい忙しい。収穫は最盛期に入り雨も多ければ害虫も出る。追肥もいる。少しでも多い収量を思う気持ちは痛いほどわかるけれど残念ながら勝負はついている。しかし7月になってからでもできる事もある。春からの仕事の結果が出るのも7月である。忙しい中にも冷静になって対策を立てる必要がある。
 夏野菜は最盛期を迎え、秋野菜は育苗に入っている事でしょう。そして稲はグーンと成長する時期になっている。

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 原因がなければ結果は出ない。結果には必ず原因がある。まずこれをしっかりと記録しましょう。まず病害虫。ウドンコやコナジラミなど葉や花につく病害がある。第一にチッソの肥料過多を疑ってみる。チッソ成分が酸化すると寄ってくるのが害虫である。ウドンコは排水を疑ってみる。もしくは水分過多をチェックする。
 土壌の方はセンチュウが一番恐いだろうか。これは微生物不足である。微生物のバランスが崩れている。ヨトウ虫も同じである。好気性の乳酸菌や酵母菌、光合成細菌とチッソ固定菌が豊富に働いているうちはこういう土壌害虫は暴れまくることはない。




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 立ち枯れが目につくようになるのもこの時期である。もう少し早い人もいるかもしれない。これはまず場所をよくチェックする。立ち枯れは毎年同じ場所で発生しているケースが圧倒的である。排水不良ということである。自然には必ず傾斜があって平坦ではない。中央部が少し低いとしたら、水はそこに集まる。酸欠で根ぐされになる。
 問題はここからである。果葉類は開花して実をつけることをくり返す。「いや〜元気がないんだよな・・・?」「実はなるけどいいものができなくて・・・」「これから秋の育苗をしようと思うけれど暑くてね・・・」




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 こんな場合に打つ手はあるのでしょうか。手を打つ時には「夏」という条件をしっかり頭に入れてからやりましょう。7月は例年豪雨になることが多い。しかも湿度は高い。高温多湿がもっともはっきりする月でもある。雑草の成長や最盛期になる。収穫も最盛期になるが障害物も多くなる。この障害物はどうして取り除くかである。




?大雨の排水対策
 ここ数年大雨被害は7月に出ている。排水対策は明渠、暗渠ともに対策が必要。一時的に水を逃してやるとダメージは少なくなる。


?夏場のマルチはメリットになるか
 湿度が高く気温も高いとすると通気性は自然に悪くなる。カビも出てくる。そこへマルチは有効だろうか。数日雨が続くと悪性の土カビが土壌に発生しないとも限らない。通気性には特に注意が必要である。


?夏場の養液灌水は有効か
 マルチをしている方の追肥は養液にたよっていると思う。では養液で微生物は繁殖するか。答えはノーである。人間で言えば点滴を打って栄養を補給しているみたいなものだから、体力はつかない。その場しのぎである。


?雑草に除草剤は有効か
 除草剤は植物を枯らす薬剤である。植物を枯らすには微生物(善玉菌も悪玉菌も)の全滅を意味する。植物へのダメージは計り知れないぐらい大きい。


?水分管理はどうなっているか
 ここでもマルチが出てくる。マルチがあると土壌水分はチェックできない。それでは地下部の水分管理はどのようにしているのか。農薬のダメージがある。温度が高くて暑いために植物の水分吸収は活発になりダメージは加速される。




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 夏場のこのような条件が重なって植物の元気度を作っていくことになる。さてあなたは植物が元気になることをいくつやっているでしょうか。植物が弱く衰えていくことをいくつやっているでしょうか。すべての結果はあなたの仕方に原因がある。




『夏場に植物を元気にするにはどうしたらいいのか』
 高温多湿を味方につけることである。通気性をよくする。マルチは取り去る。養液はやらない。微生物をふやす。消毒薬にアミノ酸液体を併用する。時々アミノ酸液体だけで葉面散布する。これだけで植物の元気は思っている以上に取り戻せる。




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 高温多湿は微生物にとっても好都合の繁殖できるチャンスなのである。追肥として10アールに100kgも入れれば見る見るうちに元気になる。アミノ酸の葉面散布も同じである。光が強いので光合成が早い。吸収がよく結果が早く出る。




 夏場で植物を元気にさせるにはどうすればよいか。これだけをわかっていれば夏場対策は万全である。言っておくが夏場の有機肥料の追肥は最悪である。高温多湿で分解しやすい。人間なら大飯を10杯もたべて次の日から食べものがなにもない状態と同じになる。




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 よく植物の気持になれと言うことを聞かれるでしょう。でもどうやってと思ってしまうよね。人間も植物も大差はないのである。人間が気持ちがいいことは植物も気持ちがいい。夏の暑い時にビニールシートをかぶせられたら気持ちがよいでしょうか。答えは誰にでもわかっているのである。

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