ほ場から病害虫が自然に消えていく

病害虫の活動がもっとも活発になるのは暖かくなって作物が育つ時である。作物も育つけれど病害虫も育ってしまう。さあ!どうしようと毎年、頭を悩ますことになる。病害虫さえいなければどんなに生産が楽なことだろうと思われる方も多いと思うのである。

 楽して儲かる農業では病害虫について数多くの記事を書いてきた。一番大きなテーマだったからである。そして読者からもいろいろな感想を寄せていただいた。そういう交流をする中でひらめいた事がある。病害虫は農薬を使わずにほ場から追放できることがわかったのである。しかも、それを実現している方が多いこともわかったのである。この情報は病害虫の活動がもっとも活発になる6月にお伝えするとはっきりしたイメージができて、お役に立てると思ったのである。




?病害虫の生態を知る




 敵を知り己を知らば百戦危うからず!まず敵である害虫の生態を知る必要がある。これを知っている人が少ないどころか、知りたいと思っている人すらほとんどいないことには驚きである。なぜ病害虫は出てくるのか。必ず原因がある。病害虫とは言え勝手に湧き出てくるわけがないのである。




?病害虫が出やすい環境




 病害虫はどういう環境になると出やすいのだろうか。例えば線虫を例にとってみよう。線虫は早春の餌のある所に集まる。チッソ成分が大好きである。野山に山野草が出る前に牛糞や鶏糞を入れたとしたら線虫には最高の御馳走になる。早春に大量の堆肥を入れることは線虫を養うことになるのである。土を肥やしているつもりが害虫をこやしているのでは泥棒に追い銭である。




 次にカビを取り上げてみよう。葉カビ・うどんこ病などカビに悩んでいる生産者は多いと思う。カビも勝手には出てこない。カビが出やすい環境にならないと出られないのである。1年の間でカビが出やすい時期は6月である。梅雨でジメジメして湿気が多い。これは誰も知っている。それではほ場ではどんな場合に出やすいのか。排水が悪い場合である。降った雨や与えた水がほ場の中で澱んで腐る。そうするとカビが出てくる。「でもカビが出るのは葉につくのよ」と言われるかもしれない。土に発生したカビが根から吸収した養分と一緒に葉に運ばれるのは時間の問題である。カビの消毒も大切だけれど同時に排水もやらなければカビはまたすぐに出てくる。儲かるのは農薬会社だけである。




 コナジラミ・スリツプスの例をあげてみよう。チッソ酸化物大好きの害虫である。チッソが酸化すると亜硝酸ガスになる。このガスを求めて吸汁害虫が集ってくるのである。肥料はたくさん入れるほど作物は取れるかもしれないがのそれだけ害虫も集まりやすくなるのである。




 病害虫は勝手に出てくるわけではなくて原因がある。その原因の一番大きな要素は環境である。病害虫が好きな環境になると大量発生しやすくなる。これが敵を知るということなのである。




?病害虫の追放は対処療法に限界がある。




 病害虫が出ると使われるのは農薬である。農薬は高価だけれど効き目が早く出てわかりやすく使い勝手がいい。だから農薬に頼ってしまうわけである。しかし限界がある。出てくる虫を殺しても、また新しい病害虫が次々に出てくる。儲かるのは農薬会社だけである。人間の体にも良くない。ダメージが大きい。できるだけ農薬の量は減らしたいと思っている生産者は多いはずである。それには対処療法ではなく根本から解決していく必要がある。




?病害虫に対するいままでの解決法




 病害虫でも連作障害でもすぐにはひどくならない。毎年少しずつ被害が大きくなっていく。毎年、経費も増えることになる。最後になると畑を捨てるか大金を投入して土壌改良するかということになる。そうなると数年は思うような収量が取れなくなる。ダブルで大損である。これがいままでの解決方法だった。




?玄米アミノ酸はお金をかけずに収量をふやし病害虫をほ場から追放できる。




 生産者にとってもっとも大きな悩みだった病害虫問題を解決することが玄米アミノ酸の当初からの目的だった。そういう使命感をもって始めたのである。しかし始めた当初は思い通りにはいかなかった。すぐに結果の出る農薬のようなものと勘違いされたのである。誤解をしてそのままになってしまった人もいる。大変に残念である。




 しかし、私達の要望通りに玄米アミノ酸のぼかしを使い、アミノ酸液体を散布していただいた方もたくさんいる。その結果、大変な変化が起った。病害虫が自然にいつの間にかほ場から消え始めたのである。知らないうちに農薬の使う量も目に見えて減ってきたというのである。そして品質や収量も目に見えて上昇している。2割・3割アップどころか倍増も珍しくないのである。もちろん収量が減る状態はなく、使ったその年から効果が出て収量がアップするのである。いままでのやり方では考えられなかったことである。まさに楽しく儲かる農業が実現できたのである。玄米アミノ酸農法をやっていただいた方の御陰様である。心から感謝したいという気持ちでいっぱいである。




 むずかしい病害虫対策をやらなくても、玄米アミノ酸のぼかし肥料を中心に使っていれば自然に結果は出てくることが証明されたのである。このすばらしい結果を病害虫に悩んでいる生産者に少しでも多く伝えたいと思っている。その結果、生産することがどれだけ楽になり楽しくなることでしょうか。農業はすばらしい職業になれると確信している。





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