年20毛作の葉物植物野菜工場が本格的に稼動を始めた!オドロキの高品質!

玄米アミノ酸 葉物野菜が大きく変化しつつある。植物工場の大量生産にメドがついたのである。なんと年間20毛作である。年に20回転もする。播種から収穫まで40日。しかも無農薬栽培である。培養液の循環システムで水の使用量は従来型の半分である。100坪当りの設備投資は約5千万円。空倉庫や空工場の有休設備を利用した場合なので建物代は含まない。

植物の製造設備のみである。投資金の5千万円は6年〜7年で回収される。いままでの水耕栽培とはまったく違うシステムなのである。



 このシステムを開発した会社は「みらい」という会社名で千葉県に本拠地がある。「みらい」の仕事は植物工場のシステムそのものを販売している。



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 わかりやすく言うと100坪〜150坪の建物の空スペースがあって「みらい」に5千万円を振り込めばすぐに葉物生産が始められるというものなのである。「そんなお金を払う所はないだろう...」これは個人向けではなく法人向けである。すでに製紙問屋の小津産業は「日本橋やさい」という名前でデパートに販売が始まっている。定食の大戸屋はグリーンサラダという名称でメニュー提供が始まっている。農業以外の異業種から続々と参入が相次いでいるのである。工場や倉庫は不況の中ではガラガラになっている所がたくさんある。それがお金になるとしたら、とびつくのは当然である。まさに強敵出現なのである。それも思いもしないハイテク産業からのライバルである。



 それではいままでの水耕栽培と何が違うのだろうか。(1)人工照明LEDの利用。いままでの水耕は自然光。(2)特殊培養液の循環システム。いままで水耕はどこの液肥メーカーのものでも使えた。「みらい」が開発したものしか使えない。(3)大気組成制御装置。室内が一定温度に保たれている。いままでの水耕は自然の温度で変化する。(4)最適湿度保持の空調システム。いままでの水耕は自然の湿度で変化する。



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 いままでの水耕栽培との違いが理解できただろうか。いままでの水耕は土耕を水耕にしたというだけで欠点がたくさんあったのである。その欠点を全部なくしてしまったのである。そして植物が育つために最適環境を人工的に作り上げてしまったのである。



 「そんなの作ったってうまくないっぺ。まずいもの作ったってダメだよ...」そう思われるでしょう。ところがである。香りがもの凄くいい、甘味もある、艶もいい、栄養価も高い、さらにである、お客様のニーズに合わせて形、大きさまで変えられる。



 捨てる部分を最少限に少なくして栽培できるのである。大戸屋では従来の野菜に比べてゴミが1/3になったというのである。レタスも球になるのではなく巻かないレタスができる。これによって廃棄率が30%からなんと2%へ激減したのである。まさに植物工場である。人間が生活するために理想的な野菜ができるというわけである。屋内で作るわけだから天候に左右されないことは当然である。生産調整が簡単にできて豊作貧乏はなくなる。すべて受注生産になる。価格は生産者が決めるということになる。



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 植物工場というイメージにさらに近づくことが可能なのである。同じ生産ラインで違う野菜を作ることができるのである。現在の土耕や水耕ではこれができない。



 レタスを作っていて明日からほうれん草はできないのである。植物工場ではこれが可能なのである。まさに葉物野菜製造革命である。もしこの製造システムに補助金がつくとしたら投資回収は3年になってしまう。まさに強敵である。



 100坪〜150坪の小面積でどうして採算がとれるかというと栽培設備を10段にすると露地栽培の面積効率の50倍になるのである。100坪が5000坪に化けてしまう計算である。1町7反の葉物野菜作りということになる。それが100坪で可能になるわけだから肉体的な負担も1/50になるのである。



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 もちろん土耕がなくなるわけではない。現在の水耕もなくならない。しかし競争力がなくなってしまえば値段は安く、手間がかかり、苦労の割には収入が少なくなることは考えられる。



 「野菜は自然の力にはかなわないよな...」葉物野菜工場の圧倒的な利点があることを忘れてはいけない。葉物野菜の一番の高コストは輸送費である。生産者の立場からすると畑まで取りにきてくれるなら価格は大幅に下げられる。葉物野菜工場はこれと似たようなことができる。空倉庫や空工場は都会のまん中にいくらでもある。輸送コストを限りなく0に近くできるのである。それでなくても消費地に遠い産地は輸送のコストで競争力が弱いのである。さらに不利になる。外食産業の場合は繁華街に近い所に100坪の葉物野菜工場を作ればいいということになる。住宅街にある大手スーパーの場合も同じである。流通革命まで起きてしまうのである。



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 これからは農業にも新しい風が吹いてくる。どういう風が吹いてくるのか、注目してほしいのである。そして、この変化に大変だけれども対応しなくてはいけないのである。農業の戸別所得補償といっても一時の事である。中長期的にはこういう新しい産業を保護育成しないと世の中は発展しない。変化を求められている。土耕には土耕のいいところがある。いままでの水耕にも強味はある。その強味を自覚して最大限に生かすことが大切なのである。漠然と農業生産をしているだけでは、やっていけない時代が本当にきてしまったのである。

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