岩手県釜石市 菊地良悦さん

玄米アミノ酸  岩手県釜石市 菊地良悦さん

  結局、農薬は例年の3分の1で済みました。









 農業が好きで20年前から始めた。父親のやっている仕事を見て、作物を育てるのはおもしろいと思った。普通は大変だとか、つらい仕事だろうとか言われる。もちろん、楽な事だけではないけれど、植物は手をかけるほどに正直に答えてくれる。人問は、文句も言うし、嘘もつくけれど植物は素直さしかない。とにかく土いじりが楽しくて好きだった。現在は施設でキユウリ30アール、トマトを15アール栽培している。





気候は低温で多湿



釜石は鉄の町として繁栄した。しかし鉄がダメになると、町もダメになってしまった。一時は10万人近く住んでいたが、今は4万人ぐらいである。近くの町といっても三陸の海から盛岡までは約2時間。立地としては恵まれているとは言えない。さらに太平洋沿岸には独特の気候がある。山背と言って、海から山に風が吹き、奥羽山脈にぶつかつて、冷たい風になる。それなら夏は涼しくていいではないかと思われるかもしれないが、涼しいのを通り越して寒い。夏でも寝る時は毛布が必要なときもある。気候は低温で多温。作物にはもっとも厳しい条件である。





土壌病客の原因は?




この条件でキュウリを育てると、まずセン虫に悩まされる。根の癌、根こぶもそうである。ダニも出る。立ち枯れ、つる枯れも発生する。全般的に土壌病害が悩みの種である。土壌病害の原因は長年の連作である。すでに春秋80作の連作をくり返し栽培している。土壌バランスが崩れているのだと思う。病気はこだけではない。秋の長雨にたたられると、 ベト病、カッパン病も発生する。こうなるともう農薬で抑えるしかない。農薬を使うとは治まるが、樹に勢いがなくなり、生産はがた落ちになる。回復するまでに相当な時間がかかる。



  肥料は一年間を通しての計算であるが3種類を使っている。バーク堆肥4t。醗酵鶏ふん4.5t。購入ぼかし2t。10アールあたり約10t近い肥料を毎年投入し続けてきた。これぐらいの量を畑に入れるとなると、それだけでも大変な作業になる。さらにこれを耕運する。それでも有機肥料を中心に施肥をした結果、味はいいと評判だった。化学肥料は以前からあまり使用していない。理由は単純。連作がきかなくなるからである。





農薬消毒の後は体がだるい。




農薬の量もできるだけ減らしたいというのが本音なのである。病気をおさえる為に仕方なく使うのである。一番は健康の問題。農薬消毒をした後は体の調子がよくない。明らかにわかる。寝込むほどではないが、体がだるい。消毒をくり返すと害虫にも耐性ができてききが悪くなる。いい事はあまりない。



 こういう問題をど、っにが解決できないだろうかと思っていた。そんな時に、日本農業新聞の広告が目にとまった。「玄米アミノ酸 液体無料お試し」何かピーンとくるものがあった。これでセン虫が少しでも滅ってくれるならと思って申し込むことにした。



  無料お試しが送られてきて、早速使用してみた。なんとなく樹勢がよくなったような気がした。葉面散布と土壌の灌水をくり返して行ううちに、少しずつ変化が見られるようになった。セン虫はいるけれども、被害になるほどの暴れ方をしなくなった。これはいいのかなと漠然と思っていた。秋作が終わり、春作になった。少し手ごたえがあったので、本格的に使ってみようと思った。と言つても肥料は以前のままで、液体だけを中心に使った。価格的に手頃だったので使い続けられると思ったのである。





農薬がほとんど手つかず!




育苗のときから玄米アミノ酸 液体を 使い始めた。その結果、根張りもよくなるし、揃いもいいのである。いままでに、いろいろな資材を試してみたが、こんなに早く結果が出た事はなかった。春作の収穫が順調に始まり、例年になく、花芽が多い事に気がつき始めた。これも玄米アミノ酸 液体効果かなとなんとなくおもっていた。春作を収穫して3ケ月が経過した頃、明らかな違いに気がついた。年の始めに注文した農薬がほとんど手つかずなのである。「そう言えばまだ農薬を使っていない」これは驚きだった。気がついてみたら、体の調子もよく疲れを感じない。



  収穫も、もちろん良くなった。後半の収量が落ちないのである。これは大助かりである。後半はどうしても樹に力がなくなり、病気にやられやすくなって、収量が出なくなる。品質も悪くなる。それがない。きつねにつままれたような気持ちである。一作目でこれだげの結果が出るとは思いもよらなかった。



 春作の収穫がピークになった頃、キユウリの肌が汚れていないのがはっきりわかるようになった。ブルームスと言って、トゲのないつるっとした肌のキユウリである。汚れてしまうと商品価値が落ちる。肌が汚れないのは農薬散布の回数が減ったからである。農薬の粉がキユウリに付着して汚れることがなくなった。結局、農薬は例年の三分の一で済んでしまった。残った農薬は秋にまわせる。経費的にも安くなった。糖度も若干、違った気がする。





お客様は正直! おいしくなければ売れない




私は生産物のキュウリを直売所で販売している。それから地元のスーパー、残りは農協出荷である。直売所での販売は品質が大きく物を言う。お客様は正直だからおいしくなければ売れない。おかげさまで春作はお客様の評判も上々だった。このようなわけで、ほとんど悩みらしい悩みがなく順調に収穫できた。これまで20年、キュウリを作り続けて初めてのことである。何かしら大きな問題にぶつかる。今年の低温気象を考え合わせると、玄米アミノ酸 液体効果は、はっきりと認めざるを得ない。



  毎回いただいている「ニュースレター」の農業情報はものすごく参考になっている。現場でやっていると視野が狭くなって、考えがカラ回りしてしまう。「ニュースレター」の農業情報はヒントがたくさんあって、わがりやすい。生産者の立場で考えてくれる。その中で土壌に関する情報があった。肥料のやりすぎは畑を壊すだけだと言うのである。連作を長年続けているので気にはなっていた。



  そこでこの秋作からは肥料を滅らして、土壌改良に取り組んでみようと思った。セン虫の問題があるので、米ヌカぼかしに二−ムケイクを混ぜて、ほ場にすきこんだ。もちろん育苗にも液体は使った。自分で作った玄米アミノ酸 粉体の米ヌカぼかしをすきこんだ後の土壌の状態を見ると、セン虫の密度がかなり減った気がする。これを読んでいる人はそんなに簡単にいくものかと思うかもしれない。私も体験がなかったらそう感じると思う。しかし体験してみると、結果が早く出ることには驚きだけである。





土いじりがすきだから



これから先どういう状態になるのか心配もある。しかし徴生物の働きが主だから、極端なことは無いと思っている。微生物の働きが元気になるエサをやっているようなものだから、畑の土壌菌がさらに活性してくれるだろうと楽観している。



  私の夢は農業をすることだから、すでに現実になっている。今までは農業が続けられればいいと思っていたが、少し欲が出てきた。もつとおいしいキユウリが作れそうな気がしてきたのである。お客様からおいしいと言われることが何よりもうれしい。収入を増やしたいという欲もあるけれど、手塩にかけて育てたキユウリが喜ばれるときが、よかったと安心するときでもある。



  玄米アミノ酸を使いつづけて、ハウスの環境もずいぶん変わった。昔ながらのハウスなので、天井が低く空間が狭い。少し圧迫感がある。消毒をするとすぐに八ウス内の空気は悪くなつた、それがなくなった。ムーとするような感じが消えたのである。一緒に仕事をしている両親や妻も、心なしか元気になった気がしている。



  これからもっとおいしいキユウリをたくさん作って直売所に来る人に喜んでもらいたいと思っている。それが一番の後押しである。





 菊地良悦さんのプロフィール

父親が作物を育てている姿をみて面白いと思った。土いじりが楽しくて好きだったので、自らも農業の道を選んで20年。現在は、施設でキュウリ、トマトを栽培している。





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