消費者に喜ばれる商品を作るために「土壌診断」は必要不可欠!

玄米アミノ酸 どんな仕事にでも「目安」というのがある。目安の元になるのがデータである。農業の場合は土壌診断。いわゆる土壌分析である。全国に500万ヘクタールの農地がある中で、どれくらいの割合で土壌診断がされていると思うか。なんと10町歩に1ヶ所である。


昔から農家の耕作地は5反といわれているので20人に1人しかやっていないことになる。基礎となる土壌診断がこんなにもお粗末なのには理由がある。結果が出てくるまでに時間がかかりすぎる。分析する土を提出してから2ヶ月、3ヶ月はザラである。では人が不足しているのか。とんでもない。公的な分析機関は全国に1000ヶ所もある。診断は合計で年に50万点しかない。1ヶ所500点である。



玄米アミノ酸 1ヶ月もすれば、すべて完了する量である。お役人仕事の典型である。いかに効率が悪いかである。もう一つ理由がある。土壌の分析はできても土壌の生物性は明らかにならない。善玉菌はどれくらいで悪玉菌はどれくらいか、まったくわからない。病虫害対策には何一つとして利用できないのである。これは土壌診断をしない大きな理由の一つである。



 せっかく土壌診断をしたとしても、これを有効に活用できている人は非常に少ない。診断書が出来たことで満足してしまうのである。土壌診断と似たもので毎年、慣例的に行なわれる健康診断というのがある。これも数字を出すだけである。共通している問題点は診断書に関する説明が一切ない。多いとか少ないとか漠然としたものだけなのである。健康診断であればもう一度精密検査ということになる。検査したらどうなるのか。それも極端に悪い例を除いて検査するだけである。



玄米アミノ酸 診断をした方は何かわかっているかというと何もわかっていない。診断を受ける方も数字の意味がわからない。背景がわからない。対処の方法がわからないのである。不足した成分を補えば少しはバランスが取れる。でも多い部分はどうするのか。お手上げである。まして日頃、悩んでいる病虫害との関係などまったく理解不能状態である。その結果がせっかく土壌分析をしたとしても自分自身が今までやってきたクセが直らないことになる。与えすぎる与えグセ。与えない与えないグセ。土壌診断が一つの目安、基準であるにもかかわらず、無視されて、いままでやってきた勘に戻ってしまうのである。



 与える方ではカリの与えすぎが目につく。カリ過剰は生理障害を起こしやすく葉色が黒ずむことが多くなる。バクテリアの病害にやられやすい。与えない方はマグネシウムである。マグネシウムに限らず微量要素は与えない方の代表格といえる。お金がかかるし何の結果をもたらすのか、わからない。どれも効いたようには思えない。そこでいっそのことやめてしまえになる。微量要素はおいしい作物を作るために欠くことができない。お客様においしいと言ってもらうためにはどうしても必要なものである。



 これが施設園芸になると、もっと極端になる。同じ所で連作をするためにとんでもなく多いものと、まったく少ないものと両極端に分れる。改善しようにも手の打ちようのない状態である。



玄米アミノ酸 基本からもう一度やり直しをするしかない。土を深く耕して排水をよくする。玄米アミノ酸のぼかしを入れて微生物性をよくする。緑肥などを使って土壌の改良をする。良質のヤシガラや腐葉土を使って栄養成分のバランスをとるなどである。



 分析をしてはっきり出てくるものもある。有機の家畜糞を使った場合である。動物が食べる抗生物質には微量の重金属が含まれる。その重金属がはっきりと出てくるのである。重金属は分解しない。土壌に蓄積をしたら、その土地で栽培できなくなる。自然界にある微量な重金属ならともかく突出して多い場合にはいろいろな悪影響が出てくると考えて間違いない。とくに豚の糞は悪鉛・銅が多く含まれている。



玄米アミノ酸 土壌診断(分析)は以上のような現状である。このままでいいわけはない。そもそも土壌診断は何のためにするのか。それは買ってくれるお客様に対して安心できる物をつくるためと安心できる根拠を証明するためである。物を作る側としては当然の事なのである。直接取引きすれば必ずここが問題になる。農業をビジネスとして考えている方はこれを逆算する。売れている「直売所」ではなんとかもっとお客様が喜ぶものを作りたいと思っている。その直売所に物を売っている生産者は自然に土壌分析にも熱が入るようになる。



 北海道の生産者では土壌分析の解析に50万円もの大金を投入する人も珍しくない。診断費を除いて説明をきくだけに50万円もかけるのである。いかに収益に大きく影響しているかということである。
玄米アミノ酸これからはますます直販が主流になっていく。量ではなく質である。農協卸から小売業直取引きである。形だけよくてもダメである。食べておいしくなくてはリピーターにならない。さらに今後は一軒一軒の生産者が責任をもって自分の顔を出して売っていくことになる。その時にいい加減な対応をしたら、もう売れなくなる。もう一度土壌診断を根底から見直しをしてほしいのである。



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