収益性が右肩上がりの人気商品「イチゴ」!栽培ポイントはココ!
イチゴ作りは最晩期にある。最近は夏イチゴも出回ってはいるがまだ少量である。8月から育苗が始まる。イチゴは実に魅力的な商品に成長した。高い収益性が見込める。イチゴの観光農園は千客万来である。イチゴのマーケットがここまで拡大するとは誰も予想できなかったのではないだろうか。
イチゴ人気を支えているのは間違いなく女性である。しかも年齢不問である。若い人から高齢者まですべての層に人気がある。人気があれば高くても売れる。これだけの量が出回りながら値崩れしないのである。不思議な商品といってもいいのである。
イチゴは栽培の上手な人とそうでない人の差が出やすい作物である。果物だから見た目が大切である。高値で売れるのは大粒で色つやがよく甘味がのっているイチゴである。上手な人は坪3万円程の売上げになる。300坪の施設で300万円である。効率のよくない人は坪2万円程度になる。1万円は利益の差と考えていいと思う。
イチゴは8月から育苗になるわけだが、その前にイチゴ作りのポイントを整理しておきたいと思う。イチゴ栽培は土耕と高設栽培に大別されると思う。共通して大切なのは「光合成」である。光の透過性がもっとも重要である。その理由は光が弱くなる冬場に最盛期を迎えるからである。光合成が活発でなければ葉は肉厚にならず栄養分を作り出すことができない。糖度も上がらない。玉伸びもしない。

光の透過性をよくするには施設の被覆材をチェックしてほしい。施設に戻って天井を見上げてみる。晴れた日がいい。どれくらいフィルムが劣化しているかがわかる。ビニールの張替えは大変であるけれども時期的にゆとりがある時を見つけて早めにやっておく必要がある。
光合成を促進させる方法はもう一つある。玄米アミノ酸液体の葉面散布である。消毒液と併用してもいいし単体でも効果が出る。クリスマス前の出荷を目標としているなら育苗の時から使うのがいい。光合成が活発になれば根も張って葉も大きく立ち上げることができる。
光合成の次は育苗である。苗を購入する人もいると思うけれど、多くの生産者は親株を株分けしてランナーを作り、育苗していると思う。育苗の天敵は炭疽菌である。イチゴは暑さに弱い。できるだけ冷涼な高原で育苗するのが原則である。といっても最近の温暖化で高原でも夜温が下がらない所が多くなっている。このために夏場に高原で作られるほうれん草は年々難しくなって収量が減っている。高原といっても油断できないのである。
もちろん葉の防除ということもある。治療薬ではなく予防薬だから回数が多くても心配しなくていい。予防薬は治療薬に比較すると、はるかに植物に対してはやさしい。予防薬は少し多めに使っても問題は出にくいのである。予防薬を使う時も玄米アミノ酸の液体と併用する。玄米アミノ酸の液体を2000倍に希釈してから予防薬を規定倍率で希釈する。そうすると植物への負担はさらに軽くなる。

毎年、親株を株分けして育苗するわけだから上手に作る人は毎年良くなっていく。失敗する人は育苗の時から失敗する確率が高くなってしまう。
交配するにはマルハナ蜂を使っていると思う。この蜂に元気がないという生産者が増えている。蜂に元気がないのは施設の環境に原因がある。施設という密閉された中でチッソ、リン酸、カリなどの栄養物を与え、消毒もする。空気は当然汚れる。環境は悪くなる。蜂は元気がなくなる。
玄米アミノ酸の液体を単体で葉面散布をしていると蜂は元気に飛びまわるようになる。こういう経験をしている生産者は多いと思うのである。不思議に思うかもしれないが、空気が汚れるというのはプラス電気が滞電するからである。玄米アミノ酸の液体はマイナスイオンを含んでいるのでハウス内のプラス電気を消すことができるのである。

肥料は液肥を使っている人が多いと思う。この時の硝酸とアンモニアのバランスを考えてほしい。普通の野菜は硝酸80に対してアンモニアが20である。イチゴはバラ科の植物であるためにアンモニアの比率を高めると肥料効率がグッとアップする。硝酸70に対してアンモニア30である。わずか10%でもこの違いは非常に大きいのである。ひと昔前はうすい硫酸を流すと活着がいいと言われてやっている人が多かった。イチゴがアンモニアを好む理由である。
定植する時に充分な株間を取らないと病気は出やすくなる。密植はしない方がいい。株間は25cm〜30cmぐらいあけるのがいいと思う。冬場、曇りの日が続いた時に出るうどん粉病は早期発見、早期対処が原則である。早めに消毒して根絶させる。

イチゴは根が浅く乾燥を嫌う。ストロベリーの語源も麦わらのストローをマルチにして乾燥を防止した所からきている。保水力がしっかりしていればいいイチゴは育つということである。
農業は段取り8割である。収穫して育苗が始まるまでにどれだけ準備できるかで勝負は決まる。育苗までには少し時間があると思う。しっかり計画を練ってほしいものである。
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メールありがとうございます
生徒さんがぼかしの作り方や使い方を覚えたら、
すばらしい技術になりますね。楽しみです。