畑一枚まで徹底した損益管理をしているオドロキの有機農場がある!
「ワタミ」という居酒屋チェーンがある。全国に600店舗を展開している。特定有料老人ホームも経営している。東京都内で私立学校まで経営している。居酒屋、学校、老人ホームとバラバラなことをやっているようにみえるが、実は根本にあるコンセプトが「食」
この食で圧倒的な差別化ができると考えている。そのために「ワタミファーム」を作った。作物はすべて有機栽培のJAS認証商品である。作った作物のほとんどはワタミグループで消費される。ワタミグループで使われる全野菜の消費量の1/3を生産している。
ところでまた疑問が出てくる。採算は合っているの...。誰が作っているの...。居酒屋のワタミと言えば大衆向けの外食チェーンで安さが売物である。老人ホームにしても全国展開を目標にしているリーズナブルの一般向けである。学校は学食で使われる。これも高単価にはならない。それでも有機野菜を作って採算がとれるのだろうか。
渡邉美樹社長によると初期投資のお金の回収はできていないけれど、単年度では黒字になっているというのである。これは凄いことである。有機野菜の生産を黒字にするために何をしたのだろうか。

その第一はマネジメントである。いわゆる丼ぶり勘定を徹底的に排除した。ワタミファームで働くためには居酒屋チェーンのワタミ店長経験の資格を必要とするのである。
ビジネス経験のないものには農場で仕事をさせない方針を貫いたのである。収穫に至るまで徹底的に数値化をした。生産物がダブついたり極端に少なくなったりすることがなくなったのである。安定供給ができるようになった。それだけでは終らない。畑ごとに損益管理をしてバランスシートがある。畑ごとに売上げいくら、経費がいくらとはっきり出てくるのである。こんな農業経営をしている人が生産者の中にいるだろうか。すべて売上げも経費も資金ぐりも農協まかせである。売先まで農協まかせである。自分の財布を人に預けてお金がふえることを期待しているようなものである。財布の中身がわかっているわけだから、すべて使われてしまうのは当然なのである。

ワタミファームにサラリーマン的時間はない。畑にあわせて働く。繁忙期には早朝から深夜までなんてザラである。それでも不平を言う人はいない。それが当然だと思っている。その見返りとして毎月の収入は保証されている。まったく新しい農場経営である。
ワタミファームが教えてくれることはいかに売先があることが大切かなのである。もちろん商品に規格なんてない。加工するのだからすべてを使い切る。それでも有機
野菜を使いたいという外食産業は存在するはずである。有機野菜はそのこだわりだけで圧倒的な差別化になる。あなたにもチャンスはあるはずである。
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メールありがとうございます
生徒さんがぼかしの作り方や使い方を覚えたら、
すばらしい技術になりますね。楽しみです。