好きな物を好きなだけ使える大量消費の時代は終った!

農業 これからの農業生産のテーマは明確である。どうすれば低いコストで生産ができるかということである。現在でもそうだけれど、肥料は入れるほどに豊かな収量が期待できると考えている生産者は多い。肥料は入れたくても高くて使えなくなったのである。
 ではすぐにやめられるのか。これができないのである。できるようになるには何年もかかる。ずっとできないままかもしれない。そうするとずっと赤字のままになる可能性がある。最後は廃業である。こういう方は増えてくると予測される。

 変化に対応できない理由の一つにスピードがある。あまりにも変化が早すぎる。石油は半年で倍の値上げである。肥料は春に値上げをして秋にさらに60%の値上げである。ポカーンとして見ているだけである。何が起こったのかもわからない。



 何が起こったのかわかる時は来年の利益を見た時である。「こんなにも儲からないのか。」と実感する。それから「どうしよう。」になる。その時はすでに赤字になっているわけである。どうしようと思った時には打つ手がない。それから考えるということになる。それでは遅いのである。遅いという意味は悪循環になるということ。焦る、わけのわからないものに手を出す、だまされる、お金を失う、さらに追いつめられる。まさに悪循環である。



農業
 悪循環にならないためには時代が変化したということをまずしっかりと頭に入れてほしいのである。何もしなくてもいいから時代が変わったと自分に言い聞かせるのである。
 何回も何回も言い聞かせる。何回も言い聞かせているうちにアイデアが生まれてくる。ひらめきが出てくる。自然に出てくる。出てくるまで言い聞かせる。



 これには深い理由がある。人間の脳は神経回路で動いている。神経回路は使うほど太くなる。太い道ができて、ついついその道を使ってしまう。変化する。方法を変えるというのは思った以上にむずかしいのである。



農業
 脳は年を重ねると今までの体験だけをもとに行動するようになる。その方が楽だからである。それでは結果は見えている。赤字のままである。



 これからニュースレターの中ではこの大きな時代の変化にどのように対応していけばよいのかも提案していく。これを参考にしてほしいと思う。変化への対応をいきなり始めるというのではなく、時代が変わったということを実感することが第一なのである。しかもこれからスピードアップしてさらに変化していく。その心構えを作ってほしいのである。



 そして常に最善の選択が自然にできるような状態が望ましいと言える。そうすると低いコストでも今までと同じように生産できる道が見えてくる。





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