技術革新はすばらしいが落とし穴がある

 白黒テレビからカラーテレビへ、そして大型テレビから液晶薄型テレビへ技術革新された。現在白黒テレビを見ている人がいるだろうか。ほとんどいない。牛や馬で田畑を耕している人がいないと同じである。

 農業の分野でも技術革新が起こりつつある。日本は機械分野と農業に関しては世界の最先端にある。しかし農業生産コストは世界でもドン尻である。ビリから二番目である。そこの所に技術革新が起きようとしているのである。最新技術には必ず問題がある。しかし恐がっていては何も得られない。どのようにつきあえばいいのだろうか。




?最新技術に興味を持ったとしてもすぐに始めてはいけない。




 新しいもの好きという人がいて新しければすぐ飛びつく傾向のある人がいる。これはやめた方がいい。必ず問題にぶつかる。開発メーカーは出てきた問題も解決しながら改良を加えていくのである。




?新しいことに取り組むには情報を集める




 新しいことは取り入れて成功するには学習が必要なのである。いろいろ資料を取り寄せる。わからない所は詳しく聞くのである。学習する、勉強することは無料なのである。商品を買ったわけではないから損は出ていない。ここがとても重要なのである。




?わからない所はわかるまで聞く




 わからない所や不安な事は直接、聞くのが一番の近道である。「使っている人はいますか」、「どんな結果ですか」「どこに問題がありますか」などいろいろ聞いてみるのである。営業担当の話を信じるのではなく利害のない生産者を紹介してもらって直接聞くのもいい方法である。




?買うのは一番、最後




 いろいろな経過を経ても購入するのはさらに慎重になった方がいい。購入しなくては明確な結果が予想されえるからである。思い込みではなくデーターを集めて根拠をつくる。これが実際に購入して使う状態になった時に役に立つ。




 なぜこのような事を書いたかと言うと農業生産者はあまりにも無造作に物を買いすぎる傾向にある。何千万円という買物を簡単にして、結局ものにすることができず残ったのは借金だけという物は珍しくない。新しいものを取り入れる時の準備ができていないからである。これから技術革新はどんどん進んでいく。周囲の話にまどわされて自分を見失い、お金で散財しないようにしてほしいのである。




 そこで来月から新技術を連載しながら、どのように取り組みをすればいいのかをお互いに考えてみたいのである。技術革新は避けて通れないテーマだから参考になるだろうと思う。


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