b_農業経営に関する情報:カテゴリー
生産物の点数は「お客様」に聞け”が商売の原則
農業をしていて一番うれしいことは手塩にかけて栽培した作物が「旨い」とほめられることではないだろうか。誰でもほめられたらうれしくなる。もっといいものを作りたいという気持ちになる。もっといいものを作るとさらにお客様が喜んでくれる。毎年、出来上がるのを楽しみにしてくれるようになる。注文が定期的に来るようになる。注文をしてくれたお客様が友人に話をする。「何々さんの作ったぶどうがとてもおいしいのよ」「何々さんが作った里芋がびっくりするほどおいしいの」
週2日だけ働いて農業で1000万円稼ぐ方法!
これは書籍の表題である。堀口博行さんという方が書いた。堀口さんは土日だけ農業をして月〜金は会社に勤務している。しかも農業はド素人からの出発である。農業で利益が出ないと嘆いている人にとっては信じられない話かもしれない。
奥さんに給料をいくら支払っていますか…?
家電の量販店であるヤマダ電機は知らない人がいないと思う。売上げ1兆7000億円もある山田社長はビクターの工場に勤めてから電機店を開業した。わずか八坪からのスタートである。
こんな大会社の社長なら、お金もたくさんあって、人からも尊敬されて楽しいだろうなと思うだろう。実は違うのである。山田社長いわく、「私の希望は八坪の店に戻って電気製品を修理しながら家族と楽しく暮らしたい」と言うのである。あまりの責任の重さに押しつぶされそうになることも時々あるというのである。
情報は公開するほど新しい情報が入ってくる!
農家の人が周囲の人に情報の公開をしないというのはよくわかる。例えば今が旬の松茸を取る人は家族にすら自生している場所を教えないのだそうである。取られたらなくなるわけだから、せっかく苦労をして探した場所を教えたくない気持ちはよくわかる。
好きな物を好きなだけ使える大量消費の時代は終った!
これからの農業生産のテーマは明確である。どうすれば低いコストで生産ができるかということである。現在でもそうだけれど、肥料は入れるほどに豊かな収量が期待できると考えている生産者は多い。肥料は入れたくても高くて使えなくなったのである。
ではすぐにやめられるのか。これができないのである。できるようになるには何年もかかる。ずっとできないままかもしれない。そうするとずっと赤字のままになる可能性がある。最後は廃業である。こういう方は増えてくると予測される。
徒長がない!草が少ない!根の張りがいい!肥料が少なくて済む!
5月の初めの事である。山梨のMさんとはなかなか連絡が取れず、奥様に言付けをしてもらって、やっと連絡が取れた。
話を始めると驚く内容だった。Mさん自体が驚いている。Mさんは大粒種のぶどうの栽培者である。
「昨年の秋からアミノ酸をやっているけれど、草は少ないねえ。いやタンポポの花が大きくてね。あんなに大きなタンポポの葉を見たのは初めてだよ。タンポポの葉が大きいということは根が張っているということだよね」
牛乳1リットル1050円で売っても赤字!そんな馬鹿な…
「想いやり牛乳」というのを聞いたことがあるだろうか。北海道の中央にある十勝で作られている。1リットルで1050円もする。牛乳1本が1050円と聞くと驚くだろう。
この牛乳はただの牛乳ではない。日本で唯一の殺菌してない牛乳なのである。牛乳は多少とも雑菌を含んでいるので熱処理殺菌をしなくてはいけない。しかし「想いやり牛乳」は雑菌0なのである。熱処理なしで、そのまま飲める牛乳として販売が認められたのである。
秋口にかけて値上げラッシュになる!農業経営を見直すチャンスにしてみよう。
先月号では経営基本を書いた。経営の基本は三つしかない。経費の管理と栽培技術と販路の開拓である。基本は三つしかないのだけれど変化は無限にある。その変化に惑わされてはいけない。基本は変わらないからである。
例えば今年の秋口から農業資材は値上げラッシュになる。化成肥料はもちろん値上りをしているけれど有機肥料も上がる。有機肥料は実質的に中国に頼ってきた。ホームセンターで売られている有機肥料の多くは中国産である。ところがその中国が輸出を出し渋っている。国内の好景気で需要が大幅に拡大したからである。そうすると、これも値上りである。




