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スーパーよりも20%も高い! それでも売上げがダントツの直売所!

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農業 茨城にある「みずほの村市場」が絶好調である。契約栽培をしている農家48戸がすべて専業農家である。しかも、「みずほの村市場」だけの出荷で生産が成立している。収入が1.5倍にもなったという農家が続出しているのである。安売り合戦のオンパレードになった現在でも客足の衰えを知らないのである。

農業 前回にもお伝えをしたように普通の直売所のように安売りをしているわけではない。近所のスーパーよりも20%前後も高いのである。それでも客は逃げていかない。生産者直売でありながら安売り出来ない仕組みになっている。その一つが年商360万円以下の生産者は販売できない。本気ではない生産者は商品の持ち込みすらできないのである。



 同じ商品を売る場合、後から売る人は高い値をつけなくてはいけない。高い値をつけなくてはいけないわけだから前に売っている人とは違う味や付加価値がないと売れないということになる。自然に工夫をするようになる。さらに新規で就農したい方は48人の契約農家の中から選択をして農業を教えてもらえる。このような形ですでに6人が独立をした。農業も何もしらない所から始めてである。独立したとしても後から売るわけだから自分で工夫しなくてはいけない。先輩から教えてもらったままでは収入にならないのである。このようにして自然に競争が生まれる。品質はどんどんよくなる。できるだけ消費者の要望に答えようとする。さらにおいしいものが作られる。お客様は高くても買うようになる。




 これを共選と比較してみよう。共選は誰が作ったのか、まったくわからない。味ではなく形だけ。質は悪くても量を取ろうとする。値が下がる。売れなくなる。収入は減ってくる。さらに生産コストを削る。評判はさらに悪くなる。共選だから力を入れて作っても見返りがないということになる。



農業
 これを仕組みというのである。農作物があり余って海外からも野菜がドンドン輸入されるようになった。国民の食生活をよくするための共選の役割は終ったのである。消費者のニーズはより健康で安全でおいしいものに変わりつつある。直売所はここの見通しを間違うと生き残れないのである。共選の延長ではダメなのである。作るものまでが違ってくる。



 「みづほの村市場」にトマトを納品している岩崎さんは作りづらい・むずかしい品種のトマトを作っている。味は抜群に旨い。なんとトマト1個が150円もする。それが売れる。少子高齢化が進めば、ますます量ではなく質である。これからは質の競争なのである。量を求める人は貧乏暇なしになる。その理由は単純である。外国から安いものが次々に輸入されるからである。自分の進路は自分で決めて、自分で開いていく時代になったのである。