利益を生むために楽しく学習をする方法!

農業 12月はいわゆる農閑期である。そして一年のしめくくりでもある。疲れた体をゆっくり休める時期でもある。体は休めても頭を休めてはいけない。頭の中の脳はどんな時にでも使うことができる大変に便利なものである。
 今年の一番大きな問題は「資材の値上がり」に尽きるだろう。地球の温暖化は長期的なものとして、目先の大問題は経費の大幅値上がりである。あまりにも短期間での急激な値上がりである。対処などできるはずがない。この問題をずっとつきつめていくと農業経営という課題にぶつかる。


 経営というのは何でも同じである。支出よりも収入が多ければ黒字になる。収入よりも支出が多ければ赤字になる。なぜ黒字になるのか、なぜ赤字なのかを詳しく分析する。これが経営である。分析していくと黒字を出している人は他の人がやっていない何かをしている。赤字になっている人は他の人と同じ事をやっている、ということに気がつくと思う。



農業
 利益を出すには工夫と努力が必要なのである。何もしないで利益だけが出ることはあり得ない。どんな工夫と努力をすればいいのだろうか。利益を得られる方法は勝手に天から降ってくるわけではない。自分の脳みそを使って取りにいかなくてはいけない。頭を下げて教えてもらわなくてはいけない。勉強をする必要がある。ここが大きなポイントなのである。
 「勉強なんて大嫌いだ…」学校の勉強をしろと言っているわけではない。どうすれば利益を出せるのかを学習しなければ利益を出せるわけがないと言っているのである。



【利益を生む学習】



その1 工程管理
 農業と一口に言っても収穫するまでにはいろいろな工程がある。どれだけの工程があるのかを書き出してみる。育苗、育苗土、土壌分析、土壌耕作、土づくり、肥料、定植など考えられる限りを書き出してみる。書き出し方は仕事の順番をイメージしてサークルにすると脳は整理をしやすくなる。サークルは始めがあって終わりがある。一周するとまた元に戻ってくる。イメージを作りやすいのである。 



農業
 仕事の順番通りに円のサークルができたとしよう。その次に項目毎に詳しいサークルを作る。例えば「育苗」とする。いつ・どこに注文したのか、苗の大きさは何cm、根の掘りはどれくらい、病気は出たのか出ないのか、水かけはどうしたのか、一枚目を上書きの表紙にして、さらに項目毎に詳しく書いてみるのである。もちろん経費の単価もすべて入れていく。
そうするといろいろなものが見えてくる。ここにはムダがある、このコストは高すぎる、別の仕入先はあるのか、脳の中では一年の仕事を振り返っていることになるのである。これは書き出すだけでも相当なコストダウンになる。
農業



その2  他の人にはない技術の開発
 ガーベラという花で坪四万八千円も売上げている人がいる。普通の人は坪一万八千円ぐらいだから3倍である。どうやって坪3倍もの売上げを上げることができたのでしょうか。実に目からウロコである。キク科の植物は根が水分過多になると極端に樹勢が落ちる。そして病気になる。ハンシンイチョウ病である。これとの闘いである。それならとガーベラを高設の鉢植えにしてしまった。水分は下にスッと抜けて根はいつも酸素タップリの状態になった。ガーベラはもの凄い勢いで生育を始めた。取っても取っても次々に芽が出てくる。ついには坪四万八千円の高収益になったのである。もちろん品質も最高である。



農業
 「他の人にはない技術なんて私にはむずかしい…」そんな風にむずかしく考えてはいけない。自分が栽培している植物の特性をよく研究するだけなのである。稲作を密植と化成肥料で作るような人は稲の事は何も知らない。お茶をチッソだけで作るような人も同じである。



 ちょっと学習すればすぐにわかる。その学習をさらに深堀りする。
 因みに玄米アミノ酸は他には全くない技術である。これを使いこなせたら鬼に金棒になる。誰にも負けない。言われた通りにやるのではなく、自分で研究と工夫をして、さらに効率的に玄米アミノ酸の使い方を開発するのである。



農業
 稲作で花が咲いた時に玄米アミノ酸を葉面散布すると実に入りやすく、成長して20%〜30%の増収になる。これを発見した人がいる。稲作については学者顔負けの勉強家でもある。



その3 水と空気
 農業の基本は水と空気につきる。土壌で問題が出るのは水分過剰と酸欠が原因なのである。病害虫に苦しんだとしたら、この点が改善されない限り、来年もまた病害虫に苦しめられる。だから学習をする。



農業
 利益を生む学習方法を三つ紹介した。このように言っても実行する人は極わずかである。ほとんどの人は「そんなものか」で終わってしまう。赤字になっている人の原因は明らかである。今年が赤字だったのに来年も同じ方法で栽培する。利益が出たら不思議である。こんな簡単なことですらわからない人が多いのには驚くばかりである。





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