「注目」…今年の大予測!食糧品はドンドン値上りする!…ホントかな

農業


糧自給率が40%を切って39%になった。にもかかわらず食糧の1ー4は捨てられている。年間1100万tもである。捨てられている食糧のほとんどは家庭ではない。売れ残り品である。賞味期限が切れたから廃棄されたのである。一年間の米の消費量一人当り60kg、砂糖30kg。米は売れないわけである。

 昨年の10月19日20日にNHKで「食と農業の未来をつなぐ」というテーマで5時間にもわたり生産者と消費者と評論家が出てきて話合いをしていた。話の内容は実にチグハグでまったくかみあっていなかった。何が言いたいのかまったくわからない番組だった。



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 これに加えて石油の値上り、資材の値上り、異常気象である。もっとも素朴な疑問として「こんなにも贅沢な日本人の食生活はこのまま続くのだろうか」という思いが自然に出てくる。石油の値上りや異常気象、グルメ志向は日本だけではない。世界中みな同じである。ということは食糧が安くなることは考えられない。石油と同じように高騰していくと考えられる。すでにトウモロコシや小麦は異常なくらい値上りしている。



 他の輸入品はどうなるのだろうか。今までの価値と同じなのだろうか。これも値上りする。特に魚である。日本の近海漁業も遠海もダメになり、ほとんどが輸入である。輸入する時に入札してセリで買うのだが、中国や韓国やロシアにセリ負けしているのである。



 魚に限らない。野菜も肉も同じである。そうすると食糧品はすべて値上げということになる。石油の値上げから、たぶん遅れて半年ぐらいでそうなる。



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 世界的に食糧が値上りをしたら、各国はどういう対応をとるだろうか。まず自国民に満足な食糧を第一にとどこの国でも考える。そうなった時に日本はいままで通りに61%の輸入が継続できるだろうか。日本の国民はいままで通りに贅沢に好きなものを好きなだけ食べ続けられるのだろうか。



 遠い未来の話をしているわけでもないし、あなたに関係のない話をしているわけでもない。たぶん今年の夏には大騒ぎしていることも現実に予想されるのである。



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 世界の人口は60億人である。90億人まで増え続けるという予測である。現在の60億人でも日本のような生活をするには地球があと三つも必要だというのである。しかも後進国は豊かな生活に目覚めた。過去には戻れない。そんなむずかしい事を言われたってわからないよ…。」



 いや単純なのである。もう一度おさらいしてみよう。「自給率は39%しかない。日本人の口はおごっていて旨いものしか食べない。石油や資材は世界的に値上りしている。世界の人口は増え続けている。おいしいものを食べたいという金持ちは世界的にも増え続けている。異常気象はさらにひどくなる。世界的に食糧不足になる。それはもう目の前である。急速な状況の変化に農水行政は旧態依然として対応できない。」



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 ここまでは今まで起こっている事実をまとめただけである。その次はどうなるだろうか。例えば最近相ついでいる表示義務違反は厳しい取締りで減ると思いますか。いや、もっと多くなる。原材料は少なく良質のものも少なくなるわけだから利益を出そうと思ったらヤバイと思っても危ない橋を渡らざるを得ない。外食はどうなるでしょうか。一品単価が大幅に上昇する。倒産する店続出。お惣菜の中食はどうなるでしょうか。量が減って価格も上昇。デパート地下の食品売り場はどうなるでしょうか。単価の大幅上昇、お金持ちしか買えなくなる。



 一般の人の食生活はどうなるでしょうか。食べたいものが食べられる人とまったく食べられない貧困格差はさらに増大する。食の安全は世界異常気象で病気が多発して、さらに厳しくなる。



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 この程度は簡単に予測がつく。これは今年起こるかもしれないという予測である。これを一言にまとめると「おいしいものを食べたいという人は世界的にも増えていく。しかし現実に物はない」という状況になるのである。その次はどうなるかというと、お金持ちはお金があるわけだからどんなに高いお金を出しても安心・安全で旨い物を買うという結論になる。



 これだけインターネットが普及しているのである。情報はすぐに手に入る。この話は遠い未来の話ではない。今年か翌年後かの話である。



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 こうなったとしよう。その時は市場は何の役にも立たない。農協も役に立たない。どこが価格なのかわからなくなる。しっかりした生産者を持っている者が流通で勝ち、生産者にお金を出せる消費者を持っている者勝ちである。



 石油の値上りにはこういう意味があるのである。これが前兆になりすべての生産物に波及する。一見、生産物を持っている生産者が有利のように見えるが、そうではない。今年、来年が予測できて変化を読みきり、対応した者だけが大きな利益を得るのである。市場にあふれたお金が食品に集中する時代
は遠くない。


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